2022.08.12 子ども教育学科
音楽教育ワークショップとスタインウェイグランドピアノによるコンサートを開催しました
8月7日(日)、人間発達科学部子ども教育学科では、”子どもと音?音楽との出会い “と題したワークショップとコンサートを開催しました。ワークショップとコンサートは、感染症対策を万全にした対面式で行われ、50名以上の方が参加されました。
第1部のワークショップでは、講師の島田聡先生(群馬県教育委員会 事務局高校教育課 指導主事)より、幼児期から高等学校の音楽教育の意義と役割について講義があり、より良い子どもたちの感性の育ちについて考える機会となりました。
第2部では、昨年度本学に設置されたスタインウェイのグランドピアノ(C-227)を使用し、佐藤和貴先生(高崎健康福祉大学 人間発達学部 子ども教育学科 専任講師)と田中悠一郎先生(高崎健康福祉大学 人間発達学部 子ども教育学科 非常勤講師)が、スタインウェイの多彩な音色を生かした、ショパンとドビュッシーのピアノ作品を演奏しました。ピアニストとしても活躍されているお二人の先生の演奏を通して、世界最高峰のピアノの音色を存分に体験していただきました。プログラムの最後には、二人の先生による2台のピアノのアンサンブルで、ミヨーのスカラムーシュが披露され、コンサートは大盛況の中で終演しました。
子どもたちが触れる楽器などを通した音のクオリティは、潜在的な子どもたちの感性の発現に大変大きな影響を与えるものです。子どもたちのより良い感性の発達のために選曲されたクラシック音楽を聴き、それに伴うレクチャーを受けることで、参加された教育関係者の方々にとっては、音楽教育を新たな視点で考えるまたとない刺激になったのではないでしょうか。 この社会貢献コンサートシリーズは、12月にはクリスマスコンサートとしても開催され、そのほかにも、地元の生徒?学生たちがスタインウェイの音色を演奏、体験する機会も設けられる予定です。